专利摘要:
睡眠器具における人体を評価する方法であって、人体が評価装置上に配置されていない間、当該評価装置の快適層の内部に配置された快適層空気注入式部材の圧力を初期快適値に調整し、人体を評価装置上に第1の姿勢で配置し、人体が評価装置上に第1の姿勢で配置されている間、快適層空気注入式部材の圧力を第1の測定された快適値として測定し、第1の測定された快適値と初期快適値との差をCOMFORTPRESSURE 1として計算し、COMFORT PRESSURE 1を用いて快適層空気注入式部材の第1の最適な圧力レベルを計算し、快適層空気注入式部材の計算された第1の最適な圧力レベルと睡眠の質を測定したデータを用いて睡眠支持部材を人に推薦する、人体を評価する方法。
公开号:JP2011512192A
申请号:JP2010546748
申请日:2008-11-14
公开日:2011-04-21
发明作者:オークスマン,ロバート,ディ.;スコット,デビッド,ビー.
申请人:キングズダウン,インコーポレイテッド;
IPC主号:A47C31-12
专利说明:

[0001] 関連出願への相互参照
この出願は2008年2月14日に米国特許商標庁に出願された仮出願第61/028,578号に対して優先権の利益を主張し、参照のためそのすべてがここに引用される。]
[0002] 本発明にかかる方法及び装置は、一般的に睡眠器具上に配置された人体の評価に関する。特に、これらの方法及び装置は、睡眠器具における特定の人の特性の測定や分析、人体にとって最も適している睡眠器具の特性の決定、及び人体にとって最も適している睡眠器具の提案、に関する。]
背景技術

[0003] 昨今、多種多様な睡眠器具が使用されている。このような睡眠器具は、マットレス、ボックススプリング、土台ユニット、ベッドフレーム、枕、マットレスパッド、リネン、さらに一般的には人の睡眠に影響を及ぼすあらゆる種類の睡眠に関連する製品を含む寝具類のすべてを備えるが、これらに限定されることはない。しかしながら、それぞれの睡眠器具はある人には適しているが、他の人には適さない場合がある。人にとっての適切な睡眠器具の特性は、人の身体的な特性(例えば、体重、身長、人体寸法、重量配分など)、望ましい睡眠姿勢(例えば、仰向け、横向き、うつぶせなど)、および睡眠の癖など、を含む多くの要因に依存するが、これらに限定されることはない。]
[0004] 睡眠器具の大変異なる主要な2つの要素(支持と快適性)は、人の睡眠経験の全体に影響を及ぼす。第1に、睡眠器具は人を適切な姿勢位置に保持することで人を支持し、また、接触面の圧力を和らげるために、体重を広い範囲にかけて均等に再分配する。例えば、マットレスは、体重により加えられた下部方向の力を、内部スプリングによる抵抗によって支持する。]
[0005] 第2に、睡眠器具は、表面に敷かれた快適な素材により、人体に快適さを与える。例えば、堅固なパッドや硬く高密度な発泡体を内部スプリングの上に設けることで、様々なレベルの硬さを有するマットレスとすることができる。一方で、内部スプリングの上に、回旋状の発泡体、低密度の発泡体および/または、羊毛、シルクまたはカシミヤなどの繊維状の材料など、柔らかい材料を設けることで、様々なレベルの柔らかさや豪華な肌触りを有するマットレスとすることができる。]
[0006] したがって、特定の人に最も適している睡眠器具は、快適性と支持の最高の組み合わせを提供することができる睡眠器具である。さらに、最適な睡眠器具は、人の身体的な特性や睡眠の癖などによって大幅に変化する。]
[0007] 人の睡眠器具の適性に影響を及ぼす要因の数は膨大であり相互に関係がある。よって、適切な睡眠器具の選択は複雑であり人にとって困難なプロセスである。さらに、人がショールームにおける睡眠器具の試用で最も興味をもった睡眠器具を選択したとしても、これが人にとって最も適した睡眠器具とならない場合もある。それどころか、人が睡眠器具の長期間の適性を決定するためには、所定の睡眠器具について数週間考慮する必要がある。しかしながら、睡眠器具の購入予定者は、一般的にこのようなショールームにおける短い試用に限られている。]
[0008] したがって、人にとって最も適した睡眠器具を決定するために、睡眠器具を使用している人を客観的に評価する方法が必要である。適切な睡眠器具の購入を促進させるために、また人にとって最適な睡眠器具を薦めるために、ショールームのセッティングで睡眠器具における人を評価する方法が必要である。]
[0009] 本発明にかかる方法及び装置は、睡眠器具における人体の評価、睡眠器具上における人体の物理的特性の測定と解析、人にとって最適な睡眠器具の特性の決定、および人にとって最適な睡眠器具の推薦に関する。また、本発明にかかる方法及び装置は、マットレスや土台上における人体への効能の測定と分析、およびこのような分析結果を用いて人に睡眠器具を推薦することに関する。]
[0010] 本発明の一態様は、睡眠器具における人体を評価する方法であって、人体が評価装置上に配置されていない間、当該評価装置の快適層の内部に配置された快適層空気注入式部材の圧力を初期快適値に調整し、人体を前記評価装置上に第1の姿勢で配置し、人体が前記評価装置上に前記第1の姿勢で配置されている間、前記快適層空気注入式部材の圧力を第1の測定された快適値として測定し、前記第1の測定された快適値と前記初期快適値との差をΔCOMFORTPRESSURE 1として計算し、ΔCOMFORT PRESSURE 1を用いて前記快適層空気注入式部材の第1の最適な圧力レベルを計算し、前記快適層空気注入式部材の前記計算された第1の最適な圧力レベルと睡眠の質を測定したデータを用いて睡眠支持部材を人に推薦する。]
[0011] 本発明の他の態様は、睡眠器具における人体を評価する方法であって、人体が評価装置上に配置されていない間、前記評価装置の快適層の内部に配置された快適層空気注入式部材の圧力を初期快適値に調整し、前記評価装置の支持層の内部に配置された支持層空気注入式部材の圧力を初期支持値に調整し、人体を前記評価装置上に第1の姿勢で配置し、人体が前記評価装置上に前記第1の姿勢で配置されている間、前記快適層空気注入式部材の圧力を第1の測定された快適値として測定し、前記支持層空気注入式部材の圧力を第1の測定された支持値として測定し、前記第1の測定された快適値と前記初期快適値との差をΔCOMFORTPRESSURE 1として計算し、前記第1の測定された支持値と前記初期支持値との差をΔSUPPORT PRESSURE 1として計算し、ΔCOMFORT PRESSURE 1を用いて前記快適層空気注入式部材の第1の最適な圧力レベルを計算し、ΔSUPPORT PRESSURE 1を用いて前記支持層空気注入式部材の第1の最適な圧力レベルを計算し、前記快適層空気注入式部材の前記計算された第1の最適な圧力レベルと前記支持層空気注入式部材の前記計算された第1の最適な圧力レベルを用いて前記睡眠支持部材を人に推薦する。]
図面の簡単な説明

[0012] 本発明の上記また他の態様は、下記で説明する添付図面を参照して、実施の形態を詳細に説明することでより明らかになるであろう。]
[0013] 図1は、本発明の実施の形態にかかる睡眠器具における人体を評価する装置の断面図である。] 図1
[0014] 図2は、本発明の実施の形態にかかる睡眠器具における人体を評価する装置の斜視図である。] 図2
[0015] 図3は、本発明の実施の形態にかかる検知・制御ユニットの回路図である。] 図3
[0016] 図4は、本発明の実施の形態にかかる睡眠器具における人体の評価方法を示すフローチャートである。] 図4
[0017] 図5は、本発明の実施の形態にかかる睡眠器具における人体の評価方法を示す第2のフローチャートである。] 図5
[0018] 図6は、本発明の実施の形態にかかる空気注入式部材を示す図である。] 図6
[0019] 図7Aは、第3の応力分散カバーを有する、本発明の実施の形態にかかる睡眠器具における人体を評価する装置を示す断面図である。] 図7A
[0020] 図7Bは、第3の応力分散カバーを有する、本発明の実施の形態にかかる睡眠器具における人体を評価する装置を示す断面図である。] 図7B
[0021] 図8は、本発明の実施の形態にかかる睡眠器具における人体を評価する装置において、支持層の空気注入式部材のグループS1を膨張させた状態を示す断面図である。] 図8
[0022] 図9Aは、本発明の実施の形態にかかる空気注入式部材の一端の側面図である。] 図9A
[0023] 図9Bは、本発明の実施の形態にかかる空気注入式部材の上面図である。] 図9B
実施例

[0024] 本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して詳細に説明する。添付の図面では、同一の構成要素については同一の符号を付している。]
[0025] 本発明の態様は、睡眠器具における人体を評価する方法と装置を提供する。図1は、本発明の実施の形態にかかる睡眠器具における人体を評価する装置の断面図である。図1に示すように、睡眠器具における人体を評価するためのテストベッド101は、マットレス層102と、マットレス層102の下部に配置された土台層103とを有する。本実施の形態では、テストベッド101は、睡眠器具の様々な要素をシミュレートし、テストベッド101に配置された人の特性を評価するように作製されている。図1に示すように、テストベッド101は検知・制御ユニット150に接続されている。] 図1
[0026] 例えば、テストベッド101は、マットレスやボックススプリングユニットや枕などの睡眠器具のコンポーネントを購入者が選択する際に手助けとなるように、ベッド店のショールームで使用することができる。また、テストベッド101は、今ある在庫から、販売員が特定の睡眠器具のコンポーネントの適切さを購入者に推薦する際の手助けとして使用してもよい。更に、特別注文による睡眠器具を作製するために、人の特定の特性について測定・分析するのに使用してもよい。]
[0027] 一実施の形態によると、図1に示すように、土台層103は睡眠器具のボックススプリングをシミュレートするように構成されている。土台層103は複数の土台コイル104を有する。図1に示す実施の形態によると、土台コイル104の層は、コイルがテストベッド101の長手方向に伸びるように(すなわち、テストベッド101の頭の部分から足の部分へ伸びるように)配置されている。しかしながら、本発明はこのようなコイルの構成に限定されることはなく、土台コイル104の層を形成するコイルの列は、本発明にかかるテストベッド101の幅に沿って横方向に伸びていてもよい。より一般的には、土台コイル104の層を形成するコイルの列は、どのようなコイルの配列であってもよく、本発明はコイルの特定の構成に限定されることはない。] 図1
[0028] 土台層103は、更に複数の土台センサ105を有する。土台センサ105は土台センサ105に加えられる圧力を測定するように構成されている。特に、それぞれの土台センサ105は、マットレス層102によって土台層103上の様々な位置に与えられる圧力に関して実時間測定をするように構成されている。このような圧力は、例えばマットレス層102の上に配置された人によって加えられる。]
[0029] 図1に示す実施の形態では、土台層103は8つの土台センサ105を有するが、本発明はこのような構成に限定されることはなく、本発明ではより多いまたは少ない数の土台センサ105を使用してもよい。更に、図1に示す実施の形態では、複数の土台センサ105はF1とF2の2つのグループに大別することができるが、本発明はこのような構成に限定されることはなく、土台センサ105をより多く分類してもよい。あるいは、土台センサ105は全く分類されなくてもよい。本発明では、特に土台センサ105により得られた測定結果により、テストベッド101に配置された人体を評価することができる。特に、土台センサ105により土台層103に加えられた圧力を評価することができる。また、土台センサ105で得られた測定結果により、土台または人体にとって最も適しているボックススプリングを特定することができる。] 図1
[0030] 一実施の形態によると、図1に示すように、マットレス層102は睡眠器具の特定のマットレスをシミュレートするように構成することができる。図1に示すように、マットレス層102は快適性測定/調整層120と、当該快適性測定/調整層120の下に設けられた支持測定/調整層130とを有する。] 図1
[0031] 快適性測定/調整層120と支持測定/調整層130は、人の睡眠経験の全てに影響を及ぼす、上述した睡眠器具の(他の多くの測定結果のうちの)二つの主要な要素、つまり快適性と支持を測定し調整することができるように構成されている。]
[0032] 快適性測定/調整層120は、人体がテストベッド101の上に配置されている間、人体の様々な場所において、テストベッド101の上部に加えられた圧力を測定し調整するように構成されている。特に、快適性測定/調整層120は、上部表面の快適層を通して人体に快適さを伝える睡眠器具の場所を即座に測定し調整するように構成されている。快適性測定/調整層120は、様々なタイプの快適層をシミュレートするように構成されている。]
[0033] 一方、支持測定/調整層130は、人体がテストベッド101の上に配置されている間、人体の様々な場所において、テストベッド101の快適性測定/調整層120の下部の部分に加えられた圧力を測定し調整するように構成されている。特に、支持測定/調整層130は、内部スプリングにより生じる抵抗を通して人体を支持する睡眠器具の場所を即座に測定し調整するように構成されている。支持測定/調整層130は、睡眠器具により与えることができる様々なレベルの支持をシミュレートするように構成されている。]
[0034] 下記で詳細に説明するように、快適性測定/調整層120と支持測定/調整層130で測定し調整することで、快適性と支持の最高の組み合わせを人に提供できる睡眠器具を決定することができる。]
[0035] 図1に示すように、支持測定/調整層130は、マットレス上部コイル131の層とマットレス下部コイル132の層とを有する。図1に示す実施の形態によると、マットレス上部コイル131の層とマットレス下部コイル132の層は、コイルがテストベッド101の長手方向に伸びるように(すなわち、テストベッド101の頭の部分から足の部分へ伸びるように)配置されている。しかしながら、本発明はこのようなコイルの構成に限定されることはなく、マットレス上部コイル131の層とマットレス下部コイル132の層を形成するコイルの列は、本発明にかかるテストベッド101の幅に沿って横方向に伸びていてもよい。より一般的には、マットレス上部コイル131の層とマットレス下部コイル132の層を形成するコイルの列は、どのようなコイルの配列であってもよく、本発明はコイルの特定の構成に限定されることはない。] 図1
[0036] 更に、一実施の形態によると、マットレス上部コイル131の層とマットレス下部コイル132の層を形成するコイルは、工業的にポケットコイルスプリングとして知られているコイルを有する。このポケットコイルスプリングは、それぞれ独立にポケットの中に封入されている。しかしながら、本発明はポケットコイルを用いた構成に限定されることはなく、様々な支持器具(プラスチックを基材とする部材やこれ以外の工学的な支持器具を含むが、これらに限定されることはない)を用いることができる。]
[0037] 図1に示す実施の形態によると、マットレス上部コイル131を形成するコイルは、マットレス下部コイル132を形成するコイルよりも高いゲージ材料で形成されている。例えば、マットレス上部コイル131を構成するコイルには、16ゲージのワイヤー(つまり、軟らかいコイル)が用いられる。一方、マットレス下部コイル132を構成するコイルには、14ゲージのワイヤー(つまり、硬いコイル)が用いられる。したがって、マットレス層102の上面に力が加えられると(すなわち、人がテストベッド101の上に横になると)、マットレス上部コイル131を形成するコイルは、マットレス下部コイル132を形成するコイルよりも簡単に縮む。] 図1
[0038] 複数の支持層空気注入式部材、つまり空気袋134は、マットレス上部コイル131の層とマットレス下部コイル132の層との間に配置されている。図1に示すように、3つのグループの支持層空気注入式部材134があり、それはそれぞれS1、S2、およびS3で示されている。しかしながら、本発明は図1に示す構成に限定されることはなく、任意のグループの支持層空気注入式部材134を用いてもよい。図1に示す実施の形態によると、支持層空気注入式部材134には圧縮空気が用いられ、圧縮空気チューブを介してポンプ/バキュームユニット310(図3に示す)に接続されている。しかし、本発明はこの構成に限定されることはなく、支持層空気注入式部材134を任意の圧力に膨張/収縮するために、空気に加えてこれ以外のガスや流体を用いてもよい。支持層空気注入式部材134は、プラスチック、ビニル、ネオプレン、ゴムなどを含む様々な材料で作製することができるが、これらの材料に限定されることはない。図1に示す実施の形態では、支持層空気注入式部材134はテストベッド101の幅に沿って横方向に伸びる。] 図1 図3
[0039] 図1及び図8に示すように、支持層空気注入式部材134は次のように構成することができる。膨張した場合、支持層空気注入式部材134は、マットレス上部コイル131の層とマットレス下部コイル132の層に応力を加える。図1は、支持層空気注入式部材134のグループS1が収縮しているテストベッド101の断面図である。一方、図8は、空気注入式部材のグループS1が膨張しているテストベッド101の断面図である。] 図1 図8
[0040] したがって、支持層空気注入式部材134の膨張/収縮を制御することにより、テストベッド101の支持特性を調整することができる。例えば、人体の背中下部に更なる支持が必要である場合、人体の背中下部の下に位置する支持層空気注入式部材134が更に膨張するように制御される。その結果、支持層空気注入式部材134は、人体の背中下部の下に配置されたマットレス上部コイル131の層とマットレス下部コイル132の層の中にあるコイルに更に強力な力を加える。そして、前述のコイルがより圧縮され、最終的に、人の背中下部をより強力に支持する。]
[0041] 更に、図1に示すように、テストベッド101は検知・制御ユニット150に接続されている。検知・制御ユニット150のより詳細な図を図3に示す。図3に示すように、検知・制御ユニット150は、複数の快適層センサ128を有する。快適層センサ128は、それぞれ、C1、C2、C3、C4、C5、C6、C7、C8、C9、C10、C11、C12、C13、C14、およびC15で示される快適層空気注入式部材124に関連づけられている。検知・制御ユニット150は、更に、複数の支持層センサ138を有する。支持層センサ138のそれぞれは、支持層空気注入式部材134のグループS1、S2、およびS3に関連付けられている。また、検知・制御ユニット150は、それぞれF1およびF2で示される複数の土台層センサ105を有する。] 図1 図3
[0042] 図3に更に示すように、検知・制御ユニット150は、内蔵制御ユニット300、ポンプ/バキュームユニット310、および補助排出ユニット320を有する。内蔵制御ユニットは更にプロセッサ330を有する。ポンプ/バキュームユニット310は、内蔵制御ユニット300により、支持層空気注入式部材134および快適層空気注入式部材124に空気を任意に注入し、または支持層空気注入式部材134および快適層空気注入式部材124から空気を任意に吸引するように、制御される。補助排出ユニット320は、支持層空気注入式部材134および快適層空気注入式部材124から能動的又は受動的にガスや流体を排出する。] 図3
[0043] 図1および図3に示すように、各々の支持層センサ138は、各々の支持層空気注入式部材134に接続されている。例えば、図1に示すテストベッド101の左側部分の5つの支持層空気注入式部材134からなるグループは、図1および図3に示すように支持層センサS1に接続されている。同様に、図1に示すテストベッド101の中央部分の5つの支持層空気注入式部材134からなるグループは、支持層センサS2に接続されている。更に、図1に示すテストベッド101の右側部分の5つの支持層空気注入式部材134からなるグループは、支持層センサS3に接続されている。しかしながら、本発明は図1および図3に示す特定の構成に限定されることはない。本発明では、支持層センサ138を様々な態様でグルーピングしてもよい。更に、各支持層センサ138を支持層空気注入式部材134のうちの一つとそれぞれ接続してもよい。] 図1 図3
[0044] 各支持層センサ138は、各支持層空気注入式部材134または支持層空気注入式部材134の各グループの圧力を実時間測定するように構成されている。そのようなものとして、人体がテストベッド101の上に配置された場合、各支持層空気注入式部材134の圧力の測定結果が取得され解析される。このような測定結果を用いることで、人体の支持層圧力プロファイルが得られ、そしてこの圧力プロファイルが、人体にとって最も適切な睡眠器具支持層の特性を決定するために使用される。]
[0045] 図1に示す実施の形態によると、支持測定/調整層130は15個の支持層空気注入式部材134を有するが、本発明はこの構成に限定されることはなく、本発明ではより多くのまたは少ない数の支持層空気注入式部材134を用いてもよい。] 図1
[0046] 図1に示す実施の形態によると、各支持層空気注入式部材134は、マットレス上部コイル131の複数の列と、マットレス下部コイル132の複数の列に力を加えるように構成されている。すなわち、各支持層空気注入式部材134は1よりも多い列のコイルと並んでいる。あるいは、各支持層空気注入式部材134は、マットレス上部コイル131の層とマットレス下部コイル132の層の個々のコイルの位置に関係なく配置されていてもよい。一実施の形態では、支持層空気注入式部材134は、例えば各支持層空気注入式部材134をコイルに接着することで、マットレス上部コイル131の層とマットレス下部コイル132の層のコイルに取り付けられていてもよい。] 図1
[0047] 更に、第1の応力分散カバー135は、支持層空気注入式部材134とマットレス上部コイル131の層のコイルとの間に配置されていてもよい。特に、第1の応力分散カバー135は、各支持層空気注入式部材134によって加えられた応力がマットレス上部コイル131の複数の列へ分散することを促進する。第1の応力分散カバー135は、不織布やポリスチレンなど(ただし、これらの材料に限定されることはない)の様々な材料で作製することができる。]
[0048] 同様に、第2の応力分散カバー136は、支持層空気注入式部材134とマットレス下部コイル132との間に配置されていてもよい。特に、第2の応力分散カバー136は、各支持層空気注入式部材134によって加えられた応力がマットレス下部コイル132の複数の列へ分散することを促進する。]
[0049] 一実施の形態では、第1の応力分散カバー135はマットレス上部コイル131の層のコイルと接着されていてもよく、また第2の応力分散カバー136はマットレス下部コイル132の層と接着されていてもよい。第1および第2の応力分散カバー135、136をコイルと空気注入式部材との間に挿入することで、各空気注入式部材が膨張することで加えられた力がより広い範囲、つまりより多くのコイルに分散される。この実施の形態では、第1および第2の応力分散カバー135、136は、より広い範囲のコイルでより効果を得るために、空気注入式部材の力を分散する。]
[0050] また、図1は、マットレス上部コイル131の層、マットレス下部コイル132の層、および支持層空気注入式部材134が発泡ケース180で囲まれている実施の形態を示している。] 図1
[0051] 図1に示すように、上部積層層190はマットレス上部コイル131の層の上に配置されている。上部積層層190は、マットレス上部コイル131の層の上に配置され、且つ最上層195の下に配置された複数の快適層空気注入式部材124を有する。各快適層空気注入式部材124の構成は、上記で説明した支持層空気注入式部材134の構成と似ている。] 図1
[0052] 図1に示した実施の形態では、快適層空気注入式部材124は、空気が注入された場合、快適層空気注入式部材124が、マットレス上部コイル131の層、上部積層層190、および最上層195に力を加えるように構成されている。したがって、快適層空気注入式部材124の膨張/収縮を制御することにより、テストベッド101の快適性を調整することができる。例えば、快適性測定/調整層120を硬くまたは柔らかくすることでテストベッド101の快適さレベルを変化させるために、快適層空気注入式部材124を膨張/収縮することができる。すなわち、快適層空気注入式部材124の各々を膨張または収縮することで、上部積層層190を加圧または減圧することができ、したがってテストベッド101の使用者に対して異なる界面プロファイル(つまり、感触)をつくることができる。] 図1
[0053] したがって、もし検知・制御ユニット150が、人の肩の領域の下にある快適性測定/調整層120を硬くするように決定した場合、人の肩の領域の下にある各快適層空気注入式部材124を更に膨張させる。一方、もし検知・制御ユニット150が、人の肩の領域の下にある快適性測定/調整層120を柔らかくするように決定した場合、この領域におけるクッション性をより高めるために、人の肩の領域の下にある各快適層空気注入式部材124を更に収縮させる。]
[0054] 更に、図1および図3に示すように、複数の快適層センサ128は、各快適層空気注入式部材124のうちの一つとそれぞれ接続されている。各快適層センサ128は、各快適層空気注入式部材124の圧力の実時間測定をするように構成されている。図1および図3に示す実施の形態では、15個の快適層空気注入式部材124が15個の快適層センサ128に接続されている。しかしながら、本発明はこの構成に限定されることはなく、本発明ではより多くのまたはより少ない数の快適層センサ128を用いてもよい。] 図1 図3
[0055] また、図1に示すように、各快適層空気注入式部材124は、支持層空気注入式部材134のうちの一つとそれぞれ並ぶように配列されている。しかし、必ずしもこのように配列する必要はなく、本発明の実施の形態では、快適層空気注入式部材124と支持層空気注入式部材134は並んでいない構成である。] 図1
[0056] また、図1に示す実施の形態では、快適層空気注入式部材124はマットレス上部コイル131の各列と並ぶ必要はない。実際は、各快適層空気注入式部材124はマットレス上部コイル131の列のうちの一つ以上と並んでいてもよい。あるいは、快適層空気注入式部材124は、個々のマットレス上部コイル131の位置と関係なく配置されていてもよい。] 図1
[0057] つまり、人体がテストベッド101の上に配置されると、各快適層空気注入式部材124の圧力に関する測定結果が取得され分析される。このような測定結果を用いることで、人体の快適層圧力プロファイルが得られ、そしてこの圧力プロファイルが、人体にとって最も適切な睡眠器具快適層の特性を決定するために使用される。]
[0058] 本発明によると、支持層センサ138と快適層センサ128は広い範囲のデータの測定を可能にする。例えば、人体がテストベッドの上に配置されると、支持層センサ138と快適層センサ128から供給されたデータが、特に人の体重、体重分配、呼吸数、心拍数、睡眠の状態などを決定するために解析される。]
[0059] 更に、図1に示した実施の形態では土台層103、快適性測定/調整層120、および支持測定/調整層130を有するが、本発明ではこの構成に限定されることはない。
実際に、本発明の実施の形態は、土台層103のみ、または快適性測定/調整層120のみ、または支持測定/調整層130のみ、またはこれらの層の任意の組み合わせを含むことができる。] 図1
[0060] 更に、本発明の実施の形態では、図7Aおよび図7Bに示すように、テストベッド101は、マットレス上部コイル131の層およびマットレス下部コイル132の層の周囲を包む第3の応力分散カバー600を備えていてもよい。図7Aおよび図7Bに示す実施の形態によれば、第3の応力分散カバー600はテストベッド101の長さを伸ばすが、頭部または足の部分まで広がることはない。図7Aおよび図7Bに示すように、第3の応力分散カバー600は、説明のために、上部コイル131の層および下部コイル132の層において余裕を持って取り囲むように図示してある。しかし、本発明の実施の形態は、上部コイル131の層および下部コイル132の層の周囲をぴったりと包む第3の応力分散カバー600を備える。特に、第3の応力分散カバー600は、マットレス上部コイル131およびマットレス下部コイル132の層によって加えられた応力を、発泡ケース層180(図1に示す)のより広い範囲に分散する。これにより、テストベッド101の上面において発生するクラウン効果を抑制することができる。] 図1 図7A 図7B
[0061] 図7Aに示す実施の形態では、第3の応力分散カバー600はテストベッド101の底部境界(つまり、境界ワイヤー)に取り付けられており、下部コイル132の層の下には広がっていない。] 図7A
[0062] あるいは、図7Bに示す実施の形態では、第3の応力分散カバー600は、下部コイル132の層の下において広がっている。更に、図7Bに示すように、第3の応力分散カバー600の二つの対向する部分は、貼り付け部604において互いに貼り付けられている。例えば、第3の応力分散カバー600の二つの対向する部分は、超音波溶接、裁縫、ステープルなどにより貼り付けることができる。しかし、本発明は図7A、図7Bに示した二つの例に限定されることはなく、第3の応力分散カバー600は様々な構成とすることができる。] 図7A 図7B
[0063] 図2は、本発明の実施の形態にかかる睡眠器具における人体を評価する装置の斜視図である。図2に示すように、支持層空気注入式部材134、支持層センサ138、快適層空気注入式部材124、および快適層センサ128のすべてが、検知・制御ユニット150に接続されている。更に、図2に示すように、ディスプレイ250が検知・制御ユニット150に接続されており、データベース200が検知・制御ユニット150に接続されている。] 図2
[0064] 図2に示すように、テストベッド101上に配置された人体のディジタルイメージを得るために、ディジタルイメージングデバイス260がテストベッド101の近くに配置されている。ディジタルイメージングデバイス260は検知・制御ユニット150に接続されている。実施の形態では、ディジタルイメージングデバイス260は、テストベッド101上に配置された人のディジタルイメージを得ることができるように構成されている。検知・制御ユニット150は、その後、得られたディジタルイメージを処理するためにプロセッサ330を制御する。] 図2
[0065] テストベッド101上に配置された人体のディジタルイメージを得るために、ディジタルイメージングデバイス260を使用することについて上述したが、本発明はこの構成に限定されることはない。本発明では、テストベッド101上に配置された人の体格を測定することができる装置であればどのような装置であってもよい。更に、本実施の形態では、ユーザーの体格の測定結果を、テストベッド101に内蔵された増設センサや人への体格に関する質問により導き出された応答により得ることができる。更に、本発明の実施の形態では、ディジタルイメージングデバイス260の代わりに、科学的なまたは統計的な分析手法を用いることができる。]
[0066] 図4は、本発明の実施の形態にかかる睡眠器具における人体の評価方法を示すフローチャートである。図4に示すように、工程S401では、検知・制御ユニット150は、まず、各空気注入式部材134、124の圧力が所定の状態となるまで、支持層空気注入式部材134と快適層空気注入式部材124をそれぞれ膨張/収縮するキャリブレーションモードを起動する。] 図4
[0067] 工程S402では、人体をテストベッド101の上に横にして、人体を特定の姿勢にする。例えば、人をテストベッド101上において、仰臥位であおむけに、うつぶせに、横向きに、またはより一般的に任意の可能な姿勢とする。]
[0068] 工程S403では、一度、人体を安定した姿勢に配置し、実質的に静止させる。検知・制御ユニット150は各土台センサ105、支持層センサ138、快適層センサ128から測定データを取得する。その後、プロセッサ330は、各土台センサ105、支持層センサ138、および快適層センサ128のそれぞれの圧力の変化(Δpressure)を計算する。計算された圧力の変化(Δpressure)に様々なアルゴリズムを用いることで、プロセッサ330は、様々な有用で分析的な人の測定結果を決定することができる。]
[0069] 検知・制御ユニット150により収集された情報を用いることで、また、一実施の形態では、ディジタルイメージングデバイス260(以下でより詳細に説明する)により得られたディジタルイメージを用いることで、テストベッド101に配置された人の大まかな身体の寸法や体重の配分(特に)を統計的に予測することができる。プロセッサ330は、健康な睡眠器具をつくるために必要なテストベッド101によって供給された区域毎の支持および区域毎の快適性の最適な組み合わせを決定するために、これらの統計的な予測値を用いることができる。より一般的には、プロセッサ330は、土台センサ105、支持層センサ138、および快適層センサ128のそれぞれから得られた測定データを用いることで、マットレス層102と土台層103における様々なポイントにおいて、人の体への全ての効果を分析することができる。]
[0070] 工程S404において、ディジタルイメージングデバイス260は、人体がテストベッド101上に配置されると、人体のディジタルイメージを取得する。得られたディジタルイメージは、その後、プロセッサ330において、様々な解析アルゴリズムを用いて処理され、様々な人の体格が決定される。例えば、プロセッサ330は人の身長、人の肩幅、ウエスト、ヒップおよび頭、人の頭から肩への距離、人のテストベッド101上での姿勢を決定することができる。]
[0071] 次に、工程S405では、人体がテストベッド101上で安定姿勢のままでいる間、支持層空気注入式部材134と快適層空気注入式部材124の全てを最大に膨張させる。最大に膨張させることにより、テストベッド101は人体について補充し学習することができる。一方で、正常化処理(以下で詳細に説明する)の準備をする。最大膨張は、基本的には初期測定値によって変化する最大圧力である(血圧計に似ている)。]
[0072] 工程S406では、テストベッド101が最適な快適性と支持特性を人に提供するような、各支持層空気注入式部材134と各快適層空気注入式部材124のそれぞれの最適な圧力レベルが、Δpressureと得られたディジタルイメージとを用いて計算される。しかしながら、本発明の実施の形態では、各支持層空気注入式部材134と各快適層空気注入式部材124の最適な圧力レベルは、得られたディジタルイメージを使用することなく計算されてもよい。例えば、身体計測の他の手段を用いてもよく、また、Δpressureのみを用いて最適な圧力レベルを計算してもよい。]
[0073] それぞれの人にとっての最適な快適性と支持特性は、例えば、体型が異なる多くの異なった人(例えば、異なる身長、体重、体重配分、ウエスト幅、肩幅などを持った人)を、様々な異なる睡眠器具に、様々な異なる睡眠姿勢で配置して観察し、データベース200に観察データを記録することで得られたデータを解析することで決定される。データベース200にこのような観察データを記録することで、睡眠器具がそれぞれの人に対して、最適な支持(例えば、背骨の整合など)や快適性(例えば、界面圧力を最低にするなど)を提供することができるとともに、人の特定の体格と適切な睡眠器具との間の関連性を確立し、データベース200に記録することができる。]
[0074] 人の体格を測定しベッドの選定を助ける分析システムの例は、米国特許第6,571,192(Hinshaw et al.、以降、'192特許という)、米国特許第6,571,192(Hinshaw et al.、以降、'192特許という)、米国特許第6,741,950(Hinshaw et al.、以降、'950特許という)、米国特許第6,990,425(Hinshaw et al.、以降、'425特許という)、および米国特許第6,585,328(Oexman et al.、以降、'328特許という)があり、これらの全ての内容を参照としてここに取り込む。'192特許、'950特許および'425特許で議論されているように、テストベッドは、複数の区域における圧力測定データを取得し、最も一致したデータに基づいて、複数のマットレスのうちの一つを推薦するために、このようなデータは処理される。更に、'328特許で議論されているように、システムを用いることで、マットレスの小売店が、人の圧力プロファイルを生成するために、土台の最表面に配置されたセンサパッドからデータを収集することができる。圧力プロファイルとその他の情報は、特定のマットレス構造のパラメータや、人のために独自にカスタマイズされた特定のマットレスの設計に使用される係数を生成するために使用される。しかしながら、'192特許、'950特許、'425特許および'328特許は、分析システムの単なる例示であり、本発明はこれらの例示に限定されていない。]
[0075] 一実施の形態によると、それぞれの人にとっての最適な快適性と支持特性は、身体計測データを用いて決定することができる。このような身体計測データの例は、「"Humanscale 1/2/3" by Niels Diffrient et al.,MIT Press, copyright 1974」、「"Humanscale 4/5/6" by Niels Diffrient et al., MIT Press, copyright 1981」、「"The Measure of Man & Woman," Revised Edition, Alvin R. Tilley, John Wiley & Sons, Inc., copyright 2002」の出版物により提供されており、これらの全ての内容を参照としてここに取り込む。]
[0076] 工程S407では、テストベッド101が最適な快適性と支持特性を人に提供するように、プロセッサ330は、支持層空気注入式部材134と快適層空気注入式部材124のそれぞれを、計算された最適な圧力レベルに調整し正規化する。]
[0077] 最後に、工程S408において、検知・制御ユニット150は、工程S406で計算された最適な快適性と支持特性を提供する適切な睡眠器具製品を、人にディスプレイ250を通して推薦する。例えば、枕のサイズや人にとって最も適切な枕の型に関して推薦する。また、最も適切な変動可能な支持と変動可能な快適性のセッティングに関して推薦することができる。このとき、変動可能な支持/変動可能な快適性の睡眠器具がそのセッティングに調整される。変動可能な支持/変動可能な快適性の睡眠器具は、「Apparatuses and MethodsProviding Variable Support and Variable Comfort Control of a Sleep System and Automatic Adjustment Thereof」と題した関連する先の出願に記載されているように、本願の発明者によって開発されてきた。ここで、この全ての内容を参照としてここに取り込む。]
[0078] 人のために特別に製造された、カスタマイズされた調整できないマットレスに関して推薦することができる。あるいは、現在ショールームにある標準のマットレスのうち、どのタイプのマットレスが人に対して最適な支持特性と快適性を与えるかに関して、提案することができる。]
[0079] 図5は、本発明の実施の形態にかかる睡眠器具における人体の評価方法を示す第2のフローチャートである。図5に示すように、工程S501、S502、S503、S504、S505、S506、S507、およびS508は、図4を用いて上記で説明した工程S401、S402、S403、S404、S405、S406、S407、およびS408と類似している。しかし、図5に示すフローチャートは、他の相違点のうち工程S507以降が図4に示すフローチャートと異なる。工程S507以降では、プロセッサ330が、支持層空気注入式部材134と快適層空気注入式部材124のそれぞれを、計算された最適な圧力レベルに調整し正規化し、その後、検知・制御ユニット150は、工程S509において、望ましい睡眠姿勢の測定結果を取得する指示を受け取ったか決定する。] 図4 図5
[0080] 検知・制御ユニット150が、望ましい睡眠姿勢の測定結果を取得する指示を受け取っていない場合(工程S509=NO)、工程S516が実施される。]
[0081] 一方、検知・制御ユニット150が、望ましい睡眠姿勢の測定結果を取得する指示を受け取っている場合(工程S509=YES)、人体を望ましい睡眠姿勢にする工程S510が実施される。例えば、人が主として横向きで寝るのが好きな場合、人体を横向きにする。一方、例えば人が主としてうつぶせで寝るのが好きな場合、人体をうつぶせにする。]
[0082] その後、工程S511において、一度、人体を安定した姿勢に配置し、実質的に静止させる。検知・制御ユニット150は、空気注入式部材134、124のそれぞれの圧力が所定の状態となるまで、支持層空気注入式部材134と快適層空気注入式部材124のそれぞれを膨張・収縮することで、リセットキャリブレーションモードを開始する。]
[0083] 次に、工程S512において、検知・制御ユニット150は、各土台センサ105、支持層センサ138、快適層センサ128から測定データを取得する。検知・制御ユニット150により収集された情報を用いることで、また、ディジタルイメージングデバイス260により得られたディジタルイメージを用いることで、プロセッサ330は、マットレス層102と土台層103における様々なポイントにおいて、人の体への全ての効果を再び分析することができる。]
[0084] 工程S513において、人体がテストベッド101上で安定姿勢のままでいる間、支持層空気注入式部材134と快適層空気注入式部材124の全てを最大に膨張させる。]
[0085] その後、工程S514において、人体が好ましい睡眠姿勢である場合に、テストベッド101が最適な快適性と支持特性を人に提供するような、支持層空気注入式部材134と快適層空気注入式部材124のそれぞれの最適な圧力レベルが計算される。]
[0086] 工程S515では、人体が好ましい睡眠姿勢である場合に、テストベッド101が最適な快適性と支持特性を人に提供するように、プロセッサ330は、支持層空気注入式部材134と快適層空気注入式部材124のそれぞれを、計算された最適な圧力レベルに調整し正規化する。]
[0087] 工程S516では、検知・制御ユニット150は、枕の測定結果を取得するための指示を受け取ったか否かについて決定する。検知・制御ユニット150が枕の測定結果を取得するための指示をまだ受け取っていない場合(工程S516=NO)、工程S508が実施され、工程S506と工程S514においてプロセッサ330で計算された最適な快適性と支持特性を提供する適切な睡眠器具製品を、人にディスプレイ250を通して推薦する。]
[0088] 検知・制御ユニット150が枕の測定結果を取得するための指示を受け取っている場合(工程S516=YES)、人体がベッド101上に安定姿勢でいる間に、人体の首および上背部に対応する位置にある支持層空気注入式部材134と快適層空気注入式部材124を最大に膨張させる、工程S517が実施される。]
[0089] その後、工程S518において、人体の首および上背部に対応する位置であって、テストベッド101が最適な快適性と支持特性を人体に提供する、支持層空気注入式部材134と快適層空気注入式部材124のそれぞれの最適な圧力レベルが計算される。]
[0090] 工程S519では、テストベッド101が、人体の首および上背部に対応する位置において、人体に最適な快適性と支持特性を提供するように、プロセッサ330は、支持層空気注入式部材134と快適層空気注入式部材124のそれぞれを、計算された最適な圧力レベルに調整し正規化する。]
[0091] 最後に、工程S508が実施され、工程S506、工程S514、および工程S518においてプロセッサ330で計算された最適な快適性と支持特性を提供する適切な睡眠器具製品を、人にディスプレイ250を通して推薦する。上記の実施の形態は一人の人の睡眠器具の評価に関するが、本発明は複数の人の睡眠器具の評価に適用してもよい。例えば、本発明にかかる装置と方法は、睡眠器具上における人と睡眠パートナーを評価するために使用することもできる。一実施の形態では、同時に一人または二人の人について評価することができるように、テストベッド101は2つの分離した試験表面を備えていてもよい。このように、本発明にかかる装置と方法は、人と当該人の睡眠パートナーの両方に最適な快適性と支持特性を提供する睡眠器具を推薦することができる。]
[0092] 図6は、本発明の実施の形態にかかる空気注入式部材124または134を示す図である。空気注入式部材の一実施の形態にかかる形状と構成を図6に示したが、本発明では空気注入式部材124および134は他の形状や構成を備えていてもよい。また、快適層空気注入式部材124は、支持層空気注入式部材134の形状および/または構成と異なる形状および/または構成を備えていてもよい。図6に示すように、それぞれの空気注入式部材は弁401を有する。] 図6
[0093] 図9Aは、本発明の実施の形態にかかる空気注入式部材124または134の一端の側面図である。図9Bは、本発明の実施の形態にかかる空気注入式部材124または134の上面図である。] 図9A 図9B
[0094] 以上、本発明を上記実施形態に即して説明したが、添付の本願特許請求の範囲の請求項の発明の趣旨を逸脱しない範囲内で当業者であればなし得る各種変形を含むことは勿論である。実施の形態は説明のための記載としてのみ考慮されるべきであり、限定を目的に考慮すべきではない。したがって、発明の範囲は、発明の詳細な説明によってではなく、関連する通常の出願で説明された請求項によって定義され、当該発明の範囲内における全ての相違点は本願発明に含まれると解釈されるであろう。]
权利要求:

請求項1
睡眠器具における人体を評価する方法であって、人体が評価装置上に配置されていない間、当該評価装置の快適層の内部に配置された快適層空気注入式部材の圧力を初期快適値に調整し、人体を前記評価装置上に第1の姿勢で配置し、人体が前記評価装置上に前記第1の姿勢で配置されている間、前記快適層空気注入式部材の圧力を第1の測定された快適値として測定し、前記第1の測定された快適値と前記初期快適値との差をΔCOMFORTPRESSURE 1として計算し、ΔCOMFORT PRESSURE 1を用いて前記快適層空気注入式部材の第1の最適な圧力レベルを計算し、前記快適層空気注入式部材の前記計算された第1の最適な圧力レベルと睡眠の質を測定したデータを用いて睡眠支持部材を人に推薦する、睡眠器具における人体を評価する方法。
請求項2
更に、前記快適層空気注入式部材を前記快適層空気注入式部材の前記計算された第1の最適な圧力レベルに調整する、請求項1に記載の方法。
請求項3
更に、人体が前記評価装置上に配置されていない間、前記評価装置の支持層の内部に配置された支持層空気注入式部材の圧力を初期支持値に調整し、人体が前記評価装置上に前記第1の姿勢で配置されている間、前記支持層空気注入式部材の圧力を第1の測定された支持値として測定し、前記第1の測定された支持値と前記初期支持値との差をΔSUPPORTPRESSURE 1として計算し、ΔSUPPORT PRESSURE 1を用いて前記支持層空気注入式部材の第1の最適な圧力レベルを計算し、前記支持層空気注入式部材の前記計算された第1の最適な圧力レベルを用いて前記睡眠支持部材を人に推薦する、請求項1に記載の方法。
請求項4
更に、前記支持層空気注入式部材を、前記支持層空気注入式部材の前記計算された第1の最適な圧力レベルに調整する、請求項3に記載の方法。
請求項5
更に、人体が前記評価装置上に配置されていない間、前記評価装置の土台層の第1の部分における圧力を、初期土台値として測定し、人体が前記評価装置上に前記第1の姿勢で配置されている間、前記土台層の前記第1の部分における圧力を、第1の測定された土台値として測定し、前記第1の測定された土台値と前記初期土台値との差をΔFOUNDATION PRESSURE 1として計算し、ΔFOUNDATION PRESSURE 1を用いて前記土台層の前記第1の部分の第1の最適な圧力レベルを計算し、前記土台層の前記計算された第1の最適な圧力レベルを用いて前記睡眠支持部材を人に推薦する、請求項1に記載の方法。
請求項6
前記支持層空気注入式部材は上部コイル層の下に配置されていると共に、下部コイル層の上に配置されている、請求項3に記載の方法。
請求項7
更に、人体のディジタルサイズイメージを取得し、前記取得したディジタルサイズイメージを用いて、前記快適層空気注入式部材の前記第1の最適な圧力レベルを計算する、請求項1に記載の方法。
請求項8
前記支持層は前記快適層の下に配置されている、請求項3に記載の方法。
請求項9
前記第1の姿勢は人の好ましい睡眠姿勢である、請求項1に記載の方法。
請求項10
更に、人体を前記評価装置上に第2の姿勢で配置し、人体が前記評価装置上に前記第2の姿勢で配置されている間、前記快適層空気注入式部材の圧力を第2の測定された快適値として測定し、前記第2の測定された快適値と前記初期快適値との差をΔCOMFORTPRESSURE 2として計算し、ΔCOMFORT PRESSURE 2を用いて前記快適層空気注入式部材の第2の最適な圧力レベルを計算し、前記快適層空気注入式部材の前記計算された第2の最適な圧力レベルを用いて睡眠支持部材を人に推薦する、請求項1に記載の方法。
請求項11
更に、人体を前記評価装置上に第2の姿勢で配置し、人体が前記評価装置上に前記第2の姿勢で配置されている間、前記快適層空気注入式部材の圧力を第2の測定された快適値として測定し、前記第2の測定された快適値と前記初期快適値との差をΔCOMFORTPRESSURE 2として計算し、ΔCOMFORT PRESSURE 2を用いて前記快適層空気注入式部材の第2の最適な圧力レベルを計算し、前記快適層空気注入式部材の前記計算された第2の最適な圧力レベルを用いて睡眠支持部材を人に推薦する、請求項3に記載の方法。
請求項12
更に、人体を前記評価装置上に第2の姿勢で配置し、人体が前記評価装置上に前記第2の姿勢で配置されている間、前記支持層空気注入式部材の圧力を第2の測定された支持値として測定し、前記第2の測定された支持値と前記初期支持値との差をΔSUPPORTPRESSURE 2として計算し、ΔSUPPORT PRESSURE 2を用いて前記支持層空気注入式部材の第2の最適な圧力レベルを計算し、前記支持層空気注入式部材の前記計算された第2の最適な圧力レベルを用いて睡眠支持部材を人に推薦する、請求項3に記載の方法。
請求項13
更に、人体が前記評価装置上に前記第2の姿勢で配置されている間、前記支持層空気注入式部材の圧力を第2の測定された支持値として測定し、前記第2の測定された支持値と前記初期支持値との差をΔSUPPORTPRESSURE 2として計算し、ΔSUPPORT PRESSURE 2を用いて前記支持層空気注入式部材の第2の最適な圧力レベルを計算し、前記支持層空気注入式部材の前記計算された第2の最適な圧力レベルを用いて睡眠支持部材を人に推薦する、請求項11に記載の方法。
請求項14
更に、人体を前記評価装置上に第2の姿勢で配置し、人体が前記評価装置上に前記第2の姿勢で配置されている間、前記土台層の前記第1の部分における圧力を、第2の測定された土台値として測定し、前記第2の測定された土台値と前記初期土台値との差をΔFOUNDATION PRESSURE 2として計算し、ΔFOUNDATION PRESSURE 2を用いて前記土台層の前記第1の部分の第2の最適な圧力レベルを計算し、前記土台層の前記計算された第2の最適な圧力レベルを用いて前記睡眠支持部材を人に推薦する、請求項5に記載の方法。
請求項15
更に、人体が前記評価装置上に配置されていない間、前記評価装置の土台層の第1の部分における圧力を、初期土台値として測定し、人体が前記評価装置上に前記第1の姿勢で配置されている間、前記土台層の前記第1の部分における圧力を、第1の測定された土台値として測定し、前記第1の測定された土台値と前記初期土台値との差をΔFOUNDATION PRESSURE 1として計算し、ΔFOUNDATION PRESSURE 1を用いて前記土台層の前記第1の部分の第1の最適な圧力レベルを計算し、前記土台層の前記計算された第1の最適な圧力レベルを用いて前記睡眠支持部材を人に推薦する、請求項3に記載の方法。
請求項16
更に、人体が前記評価装置上に配置されていない間、前記評価装置の土台層の第1の部分における圧力を、初期土台値として測定し、人体が前記評価装置上に前記第1の姿勢で配置されている間、前記土台層の前記第1の部分における圧力を、第1の測定された土台値として測定し、前記第1の測定された土台値と前記初期土台値との差をΔFOUNDATION PRESSURE 1として計算し、ΔFOUNDATION PRESSURE 1を用いて前記土台層の前記第1の部分の第1の最適な圧力レベルを計算し、前記土台層の前記計算された第1の最適な圧力レベルを用いて前記睡眠支持部材を人に推薦する、請求項13に記載の方法。
請求項17
更に、人体が前記評価装置上に前記第2の姿勢で配置されている間、前記土台層の前記第1の部分における圧力を、第2の測定された土台値として測定し、前記第2の測定された土台値と前記初期土台値との差をΔFOUNDATION PRESSURE 2として計算し、ΔFOUNDATION PRESSURE 2を用いて前記土台層の前記第1の部分の第2の最適な圧力レベルを計算し、前記土台層の前記計算された第2の最適な圧力レベルを用いて前記睡眠支持部材を人に推薦する、請求項16に記載の方法。
請求項18
前記快適層空気注入式部材は、少なくとも人体の頭部、首、および上背部に対応する前記評価装置の部分に配置されており、前記方法は更に頭部支持部材を推薦する、請求項1に記載の方法。
請求項19
睡眠器具における人体を評価する方法であって、人体が評価装置上に配置されていない間、前記評価装置の快適層の内部に配置された快適層空気注入式部材の圧力を初期快適値に調整し、前記評価装置の支持層の内部に配置された支持層空気注入式部材の圧力を初期支持値に調整し、人体を前記評価装置上に第1の姿勢で配置し、人体が前記評価装置上に前記第1の姿勢で配置されている間、前記快適層空気注入式部材の圧力を第1の測定された快適値として測定し、前記支持層空気注入式部材の圧力を第1の測定された支持値として測定し、前記第1の測定された快適値と前記初期快適値との差をΔCOMFORTPRESSURE 1として計算し、前記第1の測定された支持値と前記初期支持値との差をΔSUPPORT PRESSURE 1として計算し、ΔCOMFORT PRESSURE 1を用いて前記快適層空気注入式部材の第1の最適な圧力レベルを計算し、ΔSUPPORT PRESSURE 1を用いて前記支持層空気注入式部材の第1の最適な圧力レベルを計算し、前記快適層空気注入式部材の前記計算された第1の最適な圧力レベルと前記支持層空気注入式部材の前記計算された第1の最適な圧力レベルを用いて前記睡眠支持部材を人に推薦する、睡眠器具における人体を評価する方法。
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